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以下は文面です。
ラフティングにおける安全確保を最優先とし、運行の可否を判断するための基準と体制を定めたものを明示します。河川の水位や気象警報、降雨状況といった客観的なデータに加え、現場を熟知したトリップリーダーの専門的判断を組み合わせることで、多角的かつ厳格な安全管理を実施しております。
たとえ基準値内であっても危険の兆候があれば運行を見合わせるなど、常に最も安全な選択を行う運用を徹底しています。旅行会社様ならびに保護者の皆様に、安心してご参加いただける環境を提供するため、安全対策の向上と現場力の強化に努めております。
1. 各コース共通の中止基準
以下のいずれかの条件に該当する場合、ツアーは原則中止とする。ただし、中止基準水位に達していない場合でも、現場の状況により安全な運行が困難であると判断される際は、規定に関わらず中止またはコース変更の措置を講じること。
- 気象警報の発令:実施地域に「大雨警報」「洪水警報」「暴風警報」のいずれかが発令された場合。
- 現場判断(TL権限):トリップリーダー(TL)が、河川状況、天候、ガイドの技量等を総合的に判断し、催行不可と結論付けた場合。
- 公的要請:行政、警察、消防等の公的機関から中止の要請があった場合。
- 水位計の故障:指定水位計が故障等で作動していない場合は、目視等により水位を推計し、基準に照らして判断する。
- 規定水位の超過:各コースで定められた基準水位に達した場合。
- 例外条件:水位が下降傾向にあり、かつ判定時に基準値を下回っている場合に限り、ツアーを開催することができる。
2. 河川別・コース別中止水位一覧
判定タイミングは、修学旅行は生徒集合1.5〜2時間前の数値を基準とする。
2.1 保津川(京都府)
- 指定観測所:京都府 保津峡水位計
| 対象区分 | コース名(区間) | 中止水位 |
| 修学旅行 | 通常コース(トロッコ亀岡~JR保津峡) | 1.0m 以上 |
| 修学旅行 | 振替コース(JR千代川付近~トロッコ亀岡) | 2.0m 以上 |
2.2 吉野川(徳島県・高知県)
- 指定観測所:国土交通省 大豊水位計
| 対象区分 | コース名(区間) | 中止水位 |
| 修学旅行 | 修学旅行コース(穴内川合流点周辺~大田口~豊永) | 3.0m 以上 |
2.3 長良川(岐阜県)
- 指定観測所:岐阜県 新美並橋水位計
| 対象区分 | コース名(区間) | 中止水位 |
| 修学旅行 | 通常コース(吉野~勝原の範囲内の一部) | 0.8m 以上 |
| 修学旅行 | 最下流コース(美濃橋~関観光ホテル) | 1.25m 以上 ※ |
※長良川修学旅行(最下流)の特記事項: 本コースの中止基準は1.25mとする。ただし、水位が1.20m以上 1.25m未満の範囲にある場合は、水位が確実に下降傾向にあることが確認された場合に限り、催行を許可する。
3. 運行可否確認フローの重要事項
安全なツアー催行のため、当日の運行判断においては以下のプロセスを厳守しなければならない。
- 必須確認項目(3点項目):
- 天気予報:実施地域の時間帯別予報および警報・注意報の発令状況。
- 河川水位:指定水位計の最新数値。
- 雨量:上流域および現地の降雨状況。
- 水位確認の手段: インターネット(各自治体・国土交通省のリアルタイム水位情報)または電話による自動応答サービスを用いて、正確なデータを確認すること。
- 意思決定の権限と責任:
- 最終的な運行の可否およびコース選択は、河川責任者に相談の上、トリップリーダー(TL)が決定する。
- 安全優先の原則:たとえ水位が規定の数値内であっても、気象状況や現場の危険要因からTLが危険と判断した場合は、ツアーを中止する絶対的な権限を有する。
